徒然草

徒然草

徒然草 肩幅オバケと服作り

高校生のとき、肩幅オバケというニックネームがついた。肩の広い体格に悩んでいたわたしも、そんなニックネームがついたとき、正直言われたくないなーと思いつつも、言われることで楽しんでた自分もいて、次第に「肩幅オバケだから…」という会話も自分から吹…

徒然草 味噌汁と甘い香水

お味噌汁と、甘い香水。 私が高校生だった頃から住み着いている、大失恋の香りだ。 彼に振られた次の日の朝、私は駅のホームにいた。目的地に向かう電車をホームの向かい側にある蕎麦屋を見つめながら待っていた。 (予備校に行かなくては。)そう思って足は歩…

徒然草 わたしは豚肉の解凍が待てない。

早く仕事から帰れる日は家でご飯をつくるのだけど、いつも失敗するのが「解凍」だ。わたしは解凍ができない。んっと、正確に言うと、待てない。 冷凍室からカチンカチンに固まった豚バラを取り出し、電子レンジに入れる。待てないとはいえ[あたためボタン]…

徒然草 ニーゼロニーゼロ、最初の置きメモ

突然だけれど、そもそもわたしは「東京オリンピック」に何か仕事で携わりたくて上京したのだ。会社の面接でも言った。 そんな年が遂に来てしまった、2020年。あけましておめでとうございます。 2020。「ニー ゼロ ニー ゼロ」と時折ニュースやバラエ…

徒然草 夢の国はディズニーだけじゃなかった。

夢の国って、ディズニーランドしかないと思ってたけど、違ったみたいだ。 「香港、行ってみるか」 上司の一言で行くことがふわっと決まった。仕事を始めてから、出張に対して特に気張ることもなくなっていたけれど、香港だもの、高揚する。無論、距離的に近…

徒然草 当たり前だけど難しかったコトが、ひとつ、クリアになりました。

「時間をもらうと、何を考えるのだろう?その時に考えていることが、きっと今一番楽しいことなんだろうな」 忙しいながらもそんなことを考えていた中、ちょっと色々あって仕事を休むことにした。簡単に言うとキャパシティオーバーだった。ずっと不安に思って…

徒然草 幡野広志さんの写真展に行って感じた、今の自分

幡野広志さん。 ずっと気になっていた写真家の方で、最近よくテレビでも見るようになった。なぜ気になってたか、というと写真ではなく、正直彼のバックボーンだった。 写真家 元狩猟家 がん患者 ちょっとだけだけど医療のコミュニケーションについて深く関わ…

徒然草 新年散歩して出会ったシゲさんから考えた、ちょっとした仕事のハナシ

住んでいる都立家政駅に1ヶ月前から古着屋ができた、のを横目で見ながら帰宅していた。 控えめな小さな看板を目にしていたが、なかなか入るタイミングがなく、いつも手前の松屋でご飯を食べて帰宅していた。 さっき、クリーニングを取りに駅前に向かってい…

徒然草 ディズニーの備忘録

お母さんが大阪から遊びに来た。東京駅で待ち合わせをして、改札から出てくるお母さんを見たときは前日のお酒がかなり残っており、私はまだ酔っ払っていた。(すぐ二日酔いがバレた)同時にお父さんも仙台から1日だけ遊びに来た。(こちらもすぐ二日酔いが…

徒然草 幼馴染のゆり子(年賀シリーズ)

東京の自宅に帰ったら、年賀状がいくつか来ていた。LINEやらmessengerやらで済ますご時世に有難い。 書くネタも特になくてでも何か表現したかったので、とりあえずいただいた人のことについて、少し書いてみることにする。 ・幼馴染のゆりこ 「年賀状が戻っ…

徒然草 大阪のおじいちゃん(年賀シリーズ)

東京の自宅に帰ったら、年賀状がいくつか来ていた。LINEやらmessengerやらで済ますご時世に有難い。 書くネタも特になくてでも何か表現したかったので、とりあえずいただいた人のことについて、少し書いてみることにする。 ・大阪のおじいちゃん 一番の達筆…

徒然草 ハッピーバースデイ

引っ越しして1年経った。 yu1h.hatenablog.com 私に出会う前、1年前のこの家は新築のゼロ歳。何人もの人が内見して「収納が少ない」とか「駅から遠い」とか「エレベーターから遠い」とかいろんな理由で選ばれなかった。そこを拾ったのが私だ、我ながら良い…

徒然草 「下書き」いう墓場の話

「SNSで発信するものは、自分ブランディングに過ぎない」と聞いて、そうソレな〜と共感し、急に窮屈になった。 お蔵入りになっている「下書き」が実は結構ある。感情が高まった時にバァァアァァって書いたやつとか、思いついたこと書いたやつとか、何年か前…

徒然草 駅から家までの帰り道

新居になってからもう2ヶ月。駅から家までの距離が遠くなったけど、色々と物思いに耽るには「いい距離」と「暗さ」なので今はまだ気に入っている。 さて、以下は「頭の中を伝える」ことが、やっぱりまだ苦手だ、と感じることが多いの。という徒然草です。(…

徒然草 2016年の〆

2016年末の計画とか感情とか3分前のことのように思い出せるのですが。2017年って。 小さい頃から年末年始は、(幸か不幸か)自分の誕生日の時期と重なってるので、12月から1月のにかけて、心の盛り上がりが凄いのですよ、実は。さりげなく(今でも)誕生日ア…

徒然草 人生初のマイハウス、さよなら編

夏の台風は怖いから、みんな気をつけてほしい。 今年の夏、東京にも大きな台風がやってきて、私はその被害を被った。腰窓から水が大量に入ってきて、床が水浸しになったのだ。幸いにも電化製品には雨がしみることがなかったが、床の色は変色するし、本も御陀…

地方な徒然草 熊本編

アメリカで左運転したときに、道路ひび割れてるな〜と思いながらがんばって運転してた。 お仕事で道路のことが身近になった時があって、道路がないと鮮度の高いお魚も食べられないのか〜とか思って結構まじで感謝した入社当時。 お仕事で地方に行くことが多…

地方な徒然草 お父さんの仙台編

9月から11月は出張が続くので、この高知から1ヶ月経たずうちに仙台に行きました。 yu1h.hatenablog.com 出張ストーリー2、仙台な休日編。 私はお父さんが仙台に単身赴任してるので、実家大阪と一人暮らし東京と単身赴任仙台の一家3拠点生活をしている。偶…

地方な徒然草 高知編

社会人になる前は「出張行きたいです〜、新幹線乗りた〜い、飛行機乗りた〜い」って言ってたものの、こんなに行けると思っていなかったし、そもそも一人で行くとは思っていなかったので、一人で考えることも多く、なので独り言と観察録を徒然草にしてみる。 …

トーキョーな徒然草  東京タワー

一年間東京にいてイケテルところ多いな~と思ったからさくっと書いてみる 東京タワー。 暗くなって光る、あの赤く儚い一本槍みてたら、自然とこう、心臓が漠々する、泣きたくなる。 東京タワーを見てるときって、そのときの感情・環境・空気に何かしらの理由…