地方な徒然草 熊本編
アメリカで左運転したときに、道路ひび割れてるな〜と思いながらがんばって運転してた。
お仕事で道路のことが身近になった時があって、道路がないと鮮度の高いお魚も食べられないのか〜とか思って結構まじで感謝した入社当時。
お仕事で地方に行くことが多くなって、その土地のことをサラッと調べながら行くのだけど、ここはアメリカかな?と思えるぐらいに酷かった。熊本。
当然のこと、道路がひび割れてたのは熊本地震があったから。お仕事で熊本の人のお話聞くことあったから震災当時は大変だったと言われてなんとなく納得していたけど、その時に一つ気付いて情けないと思った事があって。
最近何か自然災害があっても、
「他人事という意識距離が遠くなった」
自分が被災者じゃないからジブンゴト化ができないのは否めないかもしれないが、他人事という意識が東日本大震災より遠くなってる。
震災があった時に入学したメディア学科で(もうわかったよ)と言いたくなるくらい震災報道のことはテレビ新聞ラジオ広告あらゆる分野から聞いたし、聞いて何故か泣いてたし。
私の結論は、経験を今に置き換えて活かすことしかできないんだろうなーそれがいろんな方法があって、それぞれ頑張るところで頑張るしかなくて。
熊本の居酒屋で言われたおっさんの一言が悲しかった。
「結局、熊本地震はさ、拡がっても九州でしかジブンゴト化として広まんなくて、それ以外は他人事でしかないわけよ。
みんなジブンゴト化するには、日本各地で災害が起こるしかないんよ〜残念やな〜」
やだな。それはやだな。どうしたらいいんだろう。結論なんか出さない、ただそれだけ。